山水會 25周年記念展覧会お菓子はいつでもたのしい vol.2

お菓子の展示

個人作品共通のテーマ「道」で各会員がお菓子でその世界を表現いたします
菓子暦 12か月の歳時記のお菓子を各会員がそれぞれ作ります
菓銘を持つ生菓子（登録無形文化財）
他

呈茶席

お茶券付 1500円

京都文化博物館別館 2 階にて

運営: 八十八良葉舎

講演会、トークショー

※先着順、お席に限りがあります

6.21(金)

私とお菓子
14:00澤田瞳子様による基調講演
6.22(土)

宮中行事から見た京菓子
11:00虎屋文庫　中山圭子様

「写真家から見た京菓子」
14:00大道と写真　大道雪代様
6.23(日)

百貨店バイヤーから見た京菓子
11:00高島屋　畑主税様 / ジェイアール京都伊勢丹片山善誉様

司会進行倉松知さと(フリーライター)

ごあいさつ

　山水會は令和6年に創立25年の節目を迎えます。
　はじまりは平成11年（1999）。この京都で菓子に携わる若手有志が集い、共に学び交流することを目的にスタートしました。京都は千二百年を超える歴史を持ち、日本の文化の礎を築き、その発展に重要な役割を果たしてきました。この長い歴史の中で茶道、華道をはじめとする生活文化が生まれ、菓子も食文化の1つとして受け継がれています。
　この菓子文化を「未来にも繋いでいきたい」との思いをもって、これまでに講習会や見学会、また他の伝統文化に関わる方や団体との交流をはじめ様々な事業を行ってまいりました。振り返ると若手と言われていたころから四半世紀。今やそれぞれが菓子屋の主人として暖簾を守るようになり、次代を見据えるステージに入ろうとしています。
　今夏、山水會発足25年を迎えるにあたり「お菓子はいつでも楽しいvol. 2」をタイトルに京都文化博物館別館において記念の展覧会を開催します。昨今、私たちを取り巻く状況はハード・ソフトの両面においても大きく変化してきています。それに付随し、生活環境や価値観も変化しようとしているこの時代、自らの役割と原点を見つめ直し、ご来場いただいた皆様には、菓子文化への理解をより一層深めていただければと願っております。